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題名詐欺。更新頻度の低さが売り。

MPLAB X プロジェクトを Mercurial で管理し Bitbucket に push

tomio2480.hatenablog.com

前の記事からあふれ出てしまった,バージョン管理のやつです.
Google 先生に訊いてもあまり出ないので,この方がいいと思って分けました.
 
clone の仕方は他に記事があったので,参考までに載せておきます.

PIC32 Tutorial – Part 7 – Get Coding |

事前準備

自分の環境は家のデスクトップだと,Windows8(64bit) となりましたので,
その環境での設定となります.

  • Mercurial のインストール (TortoiseHG を入れることになるんですね)
  • Bitbucket でリポジトリの作成
  • MPLAB X で管理したいプロジェクトを作る

以上です.  
ちなみに,Mercurial がそもそも入ってないときは,

f:id:tomio2480:20160112004138p:plain

INFO: Mercurial could not be found.
No Mercurial commands can be executed.

と言われてしまいます.

clone

上のメニューから [Team] > [Mercurial] > [Clone Other...] を選びます.
 
f:id:tomio2480:20160112004137p:plain  
こんな画面が出てくるので,すべてそれに従います.
不思議なところはそんなないと思います.
 
f:id:tomio2480:20160112004543p:plain  
こんな感じで,引っ張ってきたリポジトリを元に,
新しいプロジェクトを作る?と聞いてくるので,好きにしましょう.

Mercurial で管理

プロジェクト名を右クリックすると,下の方に [Versioning] と出ます.
ここから,[Initialize Mercurial Repository...] を選択しましょう.

f:id:tomio2480:20160112004142p:plain

すると,プロジェクト名のところに青い筒のマークが出ると思います.
これは,変更されたファイルがあることを示しています.

f:id:tomio2480:20160112004135p:plain

ちなみに,マークが出ていないものは,
管理されていないか,変更がないものだとわかります.
 
管理されているかどうかは,右クリックしたときのメニューからわかります.

commit

先ほど同様に,プロジェクト名を右クリックすると [Versioning] のところが,
[Mercurial] に変わっています.ここから色々な操作が可能です.
 
commit できないと話にならないので,まずはそこから.

f:id:tomio2480:20160112004143p:plain

この通り,右クリックのメニューから [Commit...] を選びます.

f:id:tomio2480:20160112004141p:plain

上から,コメント,製作者,commit するファイル一覧です.
ここでチェックを外せば,以降も管理対象外となります.
.hgignore を書く必要もありません.
 
自分は仕事じゃないので使う予定はありませんが,
さらに下に Update Task というのもあるようです.
使っていないので,詳しくはわかりません.

push

最終的に Bitbucket に放り込みたいので,最初に作った空のリポジトリに,
MPLAB X から push できないと意味がありません.
 
右クリックから,[Mercurial] > [Remote] > [Push...] と行きます.

f:id:tomio2480:20160112004136p:plain

clone のときと殆ど同じ画面が出てきます.

f:id:tomio2480:20160112004139p:plain

MPLAB X で作ったプロジェクトの内容を,
空のリポジトリにいきなり push してもうまいことやってくれます.

f:id:tomio2480:20160112004140p:plain

かなりわかりづらいですが,右下に Pushing... の表示が出てきます.
これ以外には何も通知してくれませんが,何もなければ正常終了です.
 
最終的に push したリポジトリが,以下になります.

tomio2480 / simon_electronic — Bitbucket