開発本部所属かつ北海道在住ですから,美唄市(びばいし)にあります「開発神社」にお参りに行かねばならんと思っていまして,実は年末に一度行ってきました.いやなんというか,実際のところメンタルボロボロで人間関係断ちして出掛けてただけなんですが.
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空知というよりかは十勝っぽい防風林がある畑の真ん中を突っ切っていきます.除排雪が行き届いていて助かりました.
まわりは見渡す限りの大雪原です.
隣の開発福祉会館の駐車場らしいところは除雪が行き届いていましたので,そこに車を停めました.車よりも圧倒的に高い雪の壁がありますが,そんなものはただの雪ですから,意に解すこともなく迂回して神社に向かいましょう.楽しみ.
人間の立ち入った形跡が微塵もありません.さすがに入ることを躊躇ってしまいました.仮に入って行ったとしてもヘソより上まである雪を掻き分けて進まないといけないので,途中で埋まって身動きが取れなくなる可能性もあります.なんのためにそんなリスクを負わないといけないのでしょうか? 残念ですがお参りは車道から行うしかありません.車がほとんど来なくてよかった.
車に戻り,自分の無力さにうつむき,眼鏡を濡らしました.大自然の迫力の前に私は神社をお参りすることすら叶いませんでした.ひしゃげた心を癒すために「うらうす温泉」に行くしか残された道はありません.
なんか旗をよく見ると謎の樽ゆるきゃらが巨大ワイングラスで飲酒しており入口で狼狽えかけましたが,郷に入れば郷に従えです.素知らぬ顔して入館して,うらうすの価値観を受け入れます.大人になるとはそういうことです.
温泉の後の冬の外はいいもんです.大体この時期というと -10 ℃ とかそんなもんですが,気持ちのいいものです.
今回の北海道美唄市「開発神社」お参りチャレンジは失敗に終わってしまったわけですが,これは夏にやれば雪は無力ですから,再挑戦の価値があります.旭川をはじめとする道北地区は,雪が溶けて春を迎え,桜が咲くのは 5 月初旬です.時に 5 月中旬でも雪がちらついたりなんかして若干ニュースにもなりますが,6 月には +30 ℃とかが一瞬襲ってきます.でも,すぐに 15 ℃とかになるので油断できません.ですから再挑戦は,安定して暖かい 6 月後半を狙ってということになるかと思います.
ぜひ開発本部の皆さんはあのなんもないところまで行ってお参りしてみてください.
おまけ : 富山にも開発神社があるっぽい
美唄にあるのは「開発(かいはつ)神社」ですが,富山にあるのは「開発(かいほつ)神社」のようです.