きのこカンファレンス2025 に参加してきました.退職する関係で出張ではなくて私用で参加しているわけですが,目的は同僚 2 名の発表を見に行くことでした.そういう仁義は切っていこうね.
先にお礼を言っておきますと,はしもつさんの車で宿まで送ってもらいました! ありがとうございました! どうしてかなぁ......? ボケマラソンを余儀なくされてしまいました😣😣😣😣😣😣😣😣😣 このとおり車内はタフネスで生きのこるのが難しかったですが,楽しかったです💪💪💪💪💪💪💪💪💪
@ogi_chotdake_se @tomio2480 @_n13u_ @2323_code
— はしもつ (@_hashimo2) 2025年3月9日
こちらこそありがとうございました!!
新橋までずっと楽しかったです🙌
…どこに泣く理由があるんだ。 https://t.co/VRbkGz2egT
ということでカンファレンス本編について,同僚 2 名の発表を中心にふりかえります.
とうまさんの発表
とうまさんのアンカンファレンスは荷物番をしながらくつろいでしまい,衝立の後ろから気配を感じるだけとなりました(ごめんなさい......(そして参加した道民各位はブログを書いてくれ頼む
そのとうまさんのアンカンファレンスのスライドはこちらです↓
来る 3 月で退職することだけ決めている自分こそやるべきだったワークで泣いています(遅い
とうまさんとは 2023 年のスクフェスニセコで初めましてをして,その後は RSGT やスクフェス仙台などを中心にスクラム系のイベントで発表圧を掛け合っています(?)
note.com
この縁は会社が違えばなかった可能性が高いです.でもきっと,自分がサイボウズを退職してもコミュニティやカンファレンスに顔を出し続けている限り,とうまさんとは会うことになるでしょう.これからも,おもしろ発表を見る機会は無限にありそうで安心です.
退職後,コミュニティやカンファレンスに顔を出されない方だと,その後の関係性を維持できない方もたくさんいます.とうまさんとの縁は,会社でもプライベートでもない第三の場のパワーを感じます.
そういう意味では,転職するリスク?のひとつとして「どれだけ社内で密接に関わっていて,自分のことをわかってくれている人でも,会社以外での関わりがないと,疎遠になってしまいがちなこと」が挙げられるのかもしれません.
会社で働くという,一つの目標のもとでわかりあっていた人たちなら,別の場所でもわかりあえるのではという気もしますし,お互い転職していった先で一緒になるかもしれないし,同じ技術分野への興味からコミュニティで一緒になれるかもしれないし,元の会社と協力して何かできるかもしれないし...... 生きのこっていく中で増え続ける協力関係に,助けられる人生が理想なのかなとも,ふと思いました.
きじまさんの発表
さすがブログ魔神のきじまさん,発表当日に登壇ブログも書き終えていました.
ブログ魔人なので、今日の発表資料は、こんな感じで公開しましたという記事を書きました。 #きのこ2025_a #きのこ2025
— きじま (@jnkykn) 2025年3月9日
スライドをGitHub Actionsで出力して、GitHub Pagesに公開したい|jnkykn @jnkykn #note https://t.co/WGLR3TgBmq
こちらの note 記事でも紹介されているとおり,サイボウズの同じチームにきじまさんを呼びつけたのは自分です.
無事生きのこってくださっているのは感謝しかなく,ひとつ安心するところでもあります.呼びつけて不幸にしてしまったかもしれない...... と苛まれることなく過ごせるのは,呼ばれた側の人の努力におんぶにだっこなんだなと実感します.
そのうえ,自分もがんばろう!とその努力に肖っていく機会をもらえるわけですから,一石二鳥もいいところです.
なんせ転職を誘うのは,相手の人生に踏み込む勇気をかなり試されているように思います.「自分が声をかけなければこんなことには......」と思いたくないというエゴだったり,実際に何か起きたときにカバーしきれるのか?というどこまで責任を取ることができるのかという土足で踏み込む勝手な責任感だったり,そういうものが邪魔してなかなか声をかけられないということもあるのではないでしょうか.
理想は,というか成熟した大人のやり取り的には「相手もいい大人だし,それくらい自己判断するよ」と信じてドンと構えて,どんどん情報提供していくやり方が理想なんでしょう.ちょっとキツい言い方をすると,相手を一人前の大人として見てなくない?見下してない?ということなのかなと反省しながら暮らしています.
ゆる言語学ラジオでも似たような話をしてたなと思い出したので,リンク張っておきます.
とはいえ,じゃあ何でもボンボン相手に投げつけていいかというと,そんなこともなくて,それなりに果たすべき責任だったり,できる範囲の思いやりくらいはあるはずです.
自分はきじまさんを呼ぶにあたって,ここに尽力することにしました.これは高校教諭時代に総務部で実際に取り組んだ「初日から『この学校の一人前』扱いに苦しむ転勤者を救う施策」を思い出してのことです.
当時の所属であるコネクト支援チームの(これが当時はまだフラット組織ゆえ表現が難しいのですが......)リーダー的存在の酒井さんと結託して,受け入れ後 3 ヶ月の大まかなスケジュールと対応メンバーを決定しました.
1 ヶ月目はぼくと酒井さんで会社やチームで暮らしていくためのベースを整える,2 ヶ月目は風穴さんと丸山さんで YouTube 配信やスポンサー対応等の実務に取り組む,3 ヶ月目は Cybozu Tech の整備とやっていきたいことへの取り組みを進める,といった感じです.また入社が 4 月だったので,会社の新人研修に混ぜてもらうことができたため,チームが用意したオンボーディング分量はかなり縮小されています.
自分の話を挟むのもなんかアレですが,このきじまさんを受け入れた当時,会社ではなく外の環境で,直前にかなり厳しいストレスを受けたことを皮切りに,少しの我慢をしようと思うだけで身体がおかしくなってしまう期間に入ったため,きじまさんにも迷惑をかけてしまったなという反省があります.思いと行動をどうも一致させられていなくて,自分が思う丁寧な受け入れに対してきちんと貢献できていたのかなと今でも思うところがあります.
しかし,きじまさんご自身の生きのこる力とチームメンバーの様々な力で受け入れ計画自体は,思い描いていた形から大きくズレることなく実行できたなと感じています.実際,これが我々の自己満足だったか,どうだったのかはきじまさんのみが知るところになりますが......
そんな呼びつけておいて数年で自分が去るわけですが,今となっては明らかに会社に求められている存在で,貢献度も高いように見受けられます.ぼくがきじまさんを呼びつけたことが会社貢献とも取れるかもしれないなとか,きじまさん個人の人生にいい影響を与えられたとも取れるかもしれないなとかで,月並みな感想ですがほんとうによかったなと思っています.
それこそ自分が退職してもコミュニティには顔を出しますし,そもそも我々の出会いは十年以上前の札幌であった勉強会なわけですし,なによりチーム道民の結束は非常に強いものですので,これからもお世話になりますといったところでしょうか.
この発表を機に,こうしてここ数年を思い返すことができたのもよかったです.
生きのこれる人なんか多い方がいい
競争社会に暮らす中,相手を蹴落としてでも前に進むことだけが生き残りのように感じる人もいるかもしれませんが,ほんとうにそうでしょうか.資本主義の世の中「勝てば官軍,負ければ賊軍」の思想で突っ切るタフネスも大事だけども,それだけでは死に絶える数が増えませんか?
企業人として,競争社会に生きる人として,生き残るには他の人が死に絶えるしかないというのは非常に残酷な話で,どうして協力してやっていけないのかな,と思う場面に多々遭遇します.ビジネスの世界のルールではしかたないんでしょうけれども,ホンネとタテマエの世界に腹の探り合いや生活のために無敵化した人との対峙で疲弊した人が,その歪みに耐えきれなくなっておかしくなってしまうこともままあります.
このきのこカンファレンスもそうかもしれませんが,ぼくは技術系のコミュニティは,本来,生きのこれる人を増やす取り組みだと思っています.エンジニアとして成功することだけが全てであるとか,ビジネスに活用できて自社のプレゼンスが上がらなければやる意味がないと断ずるのも違うなと思っていて,本心から救いのある空間が必要だと思っています.
自分の取り組みでは TechRAMEN に代表されますが,そうして一人のエンジニアとして課題に真摯に向き合う人も,技術が好きだというだけの人も,このコミュニティの輪で生きのこれるように力を尽くしたいなと思っています.
薄っぺらい言葉ではありますが,みんな苦労してるんだな,もっと生きのこっていきたいな,ということがこのカンファレンスで伝わっていっただろうなと思います.個人の反省として,個人のふりかえりとして,いろいろ考えている人も多いと思います.
自分はいくつかのセッションを聞いたり,懇親会等で話したりして,場ができることの可能性を信じ,もっとやっていけないものかと感じました.自分個人の人生ももちろんどうにかした方がいいんですが,なんでこれだけの人が個人でそれだけの苦労を背負わないといけないんだろうと,しゅんとする瞬間もあるにはありました.
とみどころさんのアンカンファレンス,とうまさんのアンカンファレンスなんかは,まさにその個人の頑張りが可視化された例じゃないでしょうか.こういうアンカンファレンスがあったことで救われた人もいるだろうなと感じます.
そういう意味でもコミュニティは生きのこり,企業は程よい距離感でコミュニティとともにあり,エンジニア諸氏はそのどちらともつながりを持ち,心と体の健康を保ちながら生活の営みを続けていける社会を実現してこそ,個人の生きのこりからサバイバル感が減っていくのだろうなと思います.
自分はまさに今,次の会社も決まっていなくて,この先生きのこれるのか?という状況なんですが,引き続きコミュニティと企業の良好な関係に尽力できる仕事を見つけるか,そういう仕事がないのなら,コミュニティと企業の健全な関係を邪魔しない仕事に就いて,心豊かに暮らしていけたらなと思っています.
さて,ものによっては,きのこカンファレンスの fortee からタイムテーブルを辿ると,資料が閲覧可能です.ブログリンクもいい記事が集まっていることでしょう.以下からご覧になられることをおすすめします.
以上,きのこカンファレンス2025 参加のふりかえりでした.きじまさん,とうまさんはじめ,サイボウズ各位にはお世話になりました.こういう感じでカンファレンスを共にしたみなさんとの思い出を書くのもいいのかもしれませんね👀
余談 : 家に帰らず FuraIT に向かいました
n13u という気合いの魔神に誘拐されて富良野に行きました.1 歳児と Vodafone のベッカムが飛び出す時空の歪んだもくもく会でした.主に NT函館 に向けた準備でした.
FuraITもくもく会 最年少メンバーの成長がたまらん✨
— kobutorigattu (@kobutorigattu) 2025年3月10日
vodafoneのシールが登場する #furait pic.twitter.com/gKa4ZDBhJt
余談 2 : 今日から大阪入りで情報処理学会の全国大会
ちなみに,さらに余談ですが,富良野から旭川の家に帰ってきた翌日,またしても飛行機に乗っていて,次は伊丹空港に向かっています.情報処理学会 第87回 全国大会 にノベルティほかの様子を見にいくためです.
今日,水曜日に大阪入りして,日曜の昼の便で帰ります.もしかすると夜とかが空くかもしれないので,そしたらどこかの勉強会に顔を出そうかなぁなどと思案しています.
追記 1 : 最も狂った生きのこり
きのこカンファレンス2025 の公式懇親会が終わり,はしもつさんのはしもつ観光(独自)によって新橋に届けられた我々 ( n13u と自分 ) は 23:00 とちょっと終わるには早いことを肴に「懇親会に出られてなかったら,0yu くんとか haibara くんとか呼んでたかもね〜」と雑談をしていました.
これがオシマイの鐘でした.行動力に足が生えて歩いている n13u の手によって,23:00 に新橋に言外の意をすこぶる読ませる召集がかかってしまいました.
@yud0uhu @w_haibara 新橋に @tomio2480 といます
— n13u (@_n13u_) 2025年3月9日
そして......
あまりに一択だった(0時新橋着です)
— 0yu(おゆ) (@yud0uhu) 2025年3月9日
なぜか自宅と逆方向の終電に乗り,新橋に来てしまう 0yu 選手.4:00 まで空いている居酒屋に到達し,始発を待ちましたが,4 時ではまだ始発は動いていません.そこで......
とみおさんの運転で北区にいます https://t.co/c1IQqoKf74
— n13u (@_n13u_) 2025年3月9日
脳がどうかしていたので「景色を見ながら始発を待とう」という謎提案をして,タイムズカーシェアを借り始めたワイ.車に到達したころに n13u 選手と 0yu 選手は気づきます."これで家に帰ればよい",と......
ということで,4:30 くらいに無事 0yu くんをお家に送り届けて GOT A KOTONAKI となりました.深夜の東京は非常にスムーズに走ることができます.23 区内の下道ドライブも乙なもんですね😉
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一方,そのころはいばらくんは威嚇のポーズを取るアリクイの画像で我々を威嚇していました.

