積極的にメモっていく姿勢

題名詐欺。更新頻度の低さが売り。

MPLAB X IDE で xc.h が見つからない問題

人感センサーを使った展示をしたい人達が身近にいるらしいので,自分でも作ってみることにしました.買ったのは以下のセンサーです.秋月電子さんがお盆休みということで,今回は amazon で買いました.

 
製作回路その他は後日公開しますが,この記事では題の通り「xc.h 見つからない問題」のみを取り扱います.
 
開発環境は以下の通りです.

  • Windows 10 Home (64bit)
  • MPLAB X IDE v5.00
  • XC8 (v2.00)

今回の問題は,MPLAB X IDE v4.15 から v5.00 に移行して,XC8 もそれに伴い v1.45 から v2.00 に移行したため,ぶつかった問題です.
 

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やりました「FuraIT #44 - プログラミング教室を作る心構え」

珍しく勉強会を開催して感じたことをブログにまとめてみます.一昔前のだらだら集まる茶の間みたいな空間にも思いを馳せながら,これはこれでいいなと感じた次第です.今回の集まりには今までにないタイプの余韻があって,これからも数カ月に1回,テーマは別でもこういった形の勉強会をやりたくなるような魔力がありました.

furait.connpass.com

 
裏ではまーずくんに「セキュリティ入門」と称して,高校生と大人たちを CTF の世界に吸い込んでもらいました.皆さんいかがでしたでしょうか.楽しんでもらえたのであれば幸いです.講師を務めてくれた師匠もお疲れさまでした.助かりました.これからも富良野旭川でやるときはこき使わせていただきます :)
 

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一人の話ばかりを聞いていてはいけない

見学旅行帰着翌日に何を始めたんだと思っていたが,
クリスマスの日も近いので,@materialofmouse 氏が開設したアドベントカレンダーの盛況ぶりを見にいった.
(12/23 22:00 現在)

adventar.org

f:id:tomio2480:20171223220032p:plain

こんな雑なタイトルのアドベントカレンダーでも,
記事を投稿してくれる人がこんなにいるなんて,
人間の善意に付け込んだ氏の勝利を感じますね.
 
......?

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マイコンカーラリー講習会に関連してやってみたM16Cメモリ節約

08/08(火) 開催の北海道工業科教員向けのマイコンカー講習会参加にあたり,
画像処理のマイコンカーを紋別高校の先生から借りてコードを眺めていた.
実際に色々書き換えて試すことができればよかったのだが,祖父の不幸とも重なり,
十分に実験はできずに返却することに.(自分で作ればいつでもできるぞ)
 
講習会では,共通する部分のコードについて書き換えてみた.
PIC XC8 の時とは違う結果が出たので,残しておくことにした.
(PICでサイモンを作ったときに,メモリ節約のためにできることを試している.)

環境


劇的に古いが,気づいたのは全部終わった後でしたので,ご容赦いただけると......
 
先に書いておきますが,今回変化があったのは,PROGRAM SECTIONのみだった.
RAMDATA SECTION と ROMDATA SECTION には変化がなかったため割愛.
 
また,処理速度に関しての評価もしていない,超ガバガバ調査なのであしからず.

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MPLAB X プロジェクトを Mercurial で管理し Bitbucket に push

tomio2480.hatenablog.com

前の記事からあふれ出てしまった,バージョン管理のやつです.
Google 先生に訊いてもあまり出ないので,この方がいいと思って分けました.
 
clone の仕方は他に記事があったので,参考までに載せておきます.

PIC32 Tutorial – Part 7 – Get Coding |

事前準備

自分の環境は家のデスクトップだと,Windows8(64bit) となりましたので,
その環境での設定となります.

  • Mercurial のインストール (TortoiseHG を入れることになるんですね)
  • Bitbucket でリポジトリの作成
  • MPLAB X で管理したいプロジェクトを作る

以上です.  
ちなみに,Mercurial がそもそも入ってないときは,

f:id:tomio2480:20160112004138p:plain

INFO: Mercurial could not be found.
No Mercurial commands can be executed.

と言われてしまいます.

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MPLAB X (XC8) + PIC16F84A でサイモン作った - 技術編

tomio2480.hatenablog.com

前の記事の技術的な部分をふざけないで書きます.
ハードウェアからソフトウェアまで,順を追って書いたつもりです.

LED の見た目が一緒でも違うものかもよ

今回使用したLED,赤が2つありますが別物でした.
それに気づかず片方だけ点灯させてみて,抵抗を決めたので大変な目にあいました.
 
片方は 3.3kΩ でいい感じ,もう片方は 300Ω でいい感じです.
まさか,LEDで 3.3kΩ なんてつなぐ日が来るとは思いもしませんでしたが,
最初テストした方が 3.3k でちょうどよかったので,同じ抵抗を付けてはまりました.
 
最初は暗く点灯したのではんだを疑い,ちゃんと付けなおすも治らず.
次に,ソケットを疑い,ケーブルで電源とLED回路をつなげるも明るくならず.
抵抗で電圧が落ちすぎ?と思い,全部の電圧を測るも変なところは無し.
 
最終手段で LED がイカレていると思い,見た目の同じ LED に交換するも,
残念ながら同じく暗いまま.
 
結局,LED が別物なので違う抵抗をつけようということに......
これで結構な時間を費やしてしまったので,注意しましょう.

PICkit 3 を MPLAB X で使うなら,事前にファームウェアのアップデートが必要

MPLAB X を起動して,PICkit 3 をつなげて,OS には認識された.
が,MPLAB X のコンソールには,永遠に「connecting ...」と出ていて話にならない.
connecting... という文字列が嫌いになってしまいそうだ.
 
全く認識がされないし,PICkit 3 のSTATUS ランプがそもそも点かない
しかも,自動アップデート機能が働いてくれないらしい.
ファームウェアが古すぎて MPLAB X は何もしてくれないらしい.
 
MPLAB v8.92(X の前の最新版)をインストールして,自動アップデートをさせよ.
とのことだったので,インストールするも,始まらずキレかける
 
どうすんだよ!と MPLAB を起動した状態で USB を抜き差ししたら,
アップデートしますか?みたいなウィンドウ出てきて,勝った.
 
その後,MPLAB X を再起動したら無事つかえました.
 
公式ページに質問が載っていたけど,それしかない.慈悲がない.
( ■PICkit™ 3 Debug Express の質問 Q.13 )

参考

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MPLAB X (XC8) + PIC16F84A でサイモン作った - 物語編

昨今の日本は仕事がなくならない呪いでもかけられているんでしょうか.
いつまで経っても仕事が減っていかないので,
自暴自棄になってはんだ付けがしたくなりました.みんなそうだよね?
 
社会の現状を憂いてはんだ付けしたくなるよね.  
みんなそうだって言ってる.
 
だから,作った.頑張る社会人のために,作った.
別の家電とかから取ってきた,あまり部品を再利用して作った.

f:id:tomio2480:20160110014933j:plain

f:id:tomio2480:20160110014946j:plain  
iPhone のカメラレンズ傷ついてるから,変な影うつってる......
 
よく見ると,IC ソケットが 14p + 8p で 4p 余ってる.
なぜか,18p だけ持ってなかったから,組み合わせるしかなかった.
(しかし,裏面を見てのとおり,ちょうどジャンパが可能になった.)
 
無駄にでかい説明書を見て,やさしさを感じた.ありがとう......
(載せてある電池は単3)  
f:id:tomio2480:20160111201848j:plain  
でも最近 Arduino とか,Python とか,JavaScript とかで,
メモリを気にしないでもやっていけることしかしてなかったから.

メモリなくなった.
 

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