積極的にメモっていく姿勢

題名詐欺。更新頻度の低さが売り。

おじゃましました - ゆるい勉強会 @ Web

asahikawa.connpass.com

ゆるい勉強会@旭川はそもそも自分が始めた勉強会ですが,いまは旭川を離れてしまっているので,代表を移管して相変わらず「労力をかけずに」やっています.自分も Slack に存在することを許されているので,行けるときは基本的に旭川まで行っています.
 
このコミュニティからも地方 IT 勉強会 Advent Calendar に記事を書いてくれています.しかも,同日に大人目線と学生目線の二つの記事が出ています.

genshi.hatenablog.com

qiita.com

今回の騒動の影響では少なくとも旭川において,オンライン開催になった初の勉強会なはずです.(それを参加者に言われて初めて気づく運営勢)ということで,今回はオンライン開催なので,サービスを何にするか検討する必要がありました.

  • Skype はホストの回線に引っ張られるのが心配
  • Google Hangout は接続数が限られるのでは
  • Zoom はお金払わないと 40 分制限だ
  • Discord もあるけど双方向音声ってどうなんだろう
  • Youtube Live だと一般に公開ってなると発表するのこわくない?

などなど,大人サイドで検討をしたのですが,最終的に Zoom に課金することにしました.理由としては,

  • 最近流行ってるってことはそれなりに安定しているのでは
    • 他の勉強会やカンファレンスで Zoom だったけど快適だった
  • 会場費 2000 円と考えるといつもどおりでは
    • 確かに 30 人入るハコを考えるとそれくらいは当たり前にかかる
  • ホストがいなくなっても継続可能
  • チャット以外の双方向コミュニケーションがよさそう

 
ざっとこのあたりが検討されて,話題に上がった気がします.(変なところあったら,ゆるい勉強会勢がブログを書いて訂正してくれるので,それに期待しましょう.)
 

当日の Twitter の様子 twitter.com

一応,自分も発表をしましたが「約 40人のお年寄りを受け入れて Scratch + Arduino でプログラミング教育体験をした話」をしました(Twitter 上に 80 人とありますが,電気工事部門で 40,電子情報部門で 40 という予告を受けて,全部で 80 といった感じです.).資料は当日使った A4 の PDF ですが,一般に公開していない (固有名詞など整理できておらず......) ので Twitter をみて雰囲気をつかんでください.もし聞きたければ,ぼくに連絡をください📣
 

はいばらくんの発表

twitter.com

室蘭から颯爽と現れて 2 つ発表していきました.Vue.js でいい感じにクールな CPU エミュレータを作った話とC言語で動的に関数を生成した話でした.

SecHack365 トレーニー,LOCAL 学生部の部長,などなど関わりの多い彼ですが,日々の進捗は目覚ましいものを感じます.室蘭はずるいですね(😏 妬み 😏)
 
しかし最近っぽい見た目での CPU エミュレーターってなかなかなかった気がします.これは偏見ですが,フロントエンドの技術をやりながら低レイヤーも攻めるエンジニアってそう多くない気がしていて,実装までこぎつけてくださる方ってさらに少ないのではないか,と思っています.最近っぽいページも CPU エミュレータもそれぞれ存在はしていたものの,両者を同時に満たすものが現れたことが面白いポイントだなと感じました.(もしかしたら他にもあるのかもしれないけど,出会えていない)
 
また,室蘭の SAMIT はまだまだ発表者募集中かな🤔 (これは参加のチャンスでは

samit.connpass.com

のーり るーと#くんの発表

Co-KoNPILe 勢から旭川の勉強会に乗り込みです.彼と自分は同じ勉強会で月に一度以上お話をするのですが,こちらの進捗も目覚ましい.今は未踏ジュニア2020応募作品イラスト・トレーナーを鋭意製作中ということでこれからが楽しみです.

github.com

こうして Github に進捗が上がっているのですが,昨年 12 月あたりの CoderDojo こだいらでやり始めた記憶があるので,こうして学んだ技術をすぐに使いこなせる力はすばらしいものです.また,コンセプト自体も自身の体験に基づいていて,イラストの上達を支援するアプリケーションの開発という他にもほしい人がいるだろう点に落とし込めている点も感心します.これからもこちらで彼の進捗を間近で見ていきたいと思います👀

Harunobu Kameda さんの発表

なんと今回,関東から旭川まで実際にお越しになろうとされていたかめださん.しかし,北海道は非常事態宣言を受けて,おでかけ謹慎中...... 悲しいことに旭川遠征は夢に消えてしまったということです.旭川勢としては何としてでも次の機会に旭川にお越しいただいて,おいしい思いをしてもらわないとなりません🍜🥩.
 
しかも「GAN ~敵対的生成ネットワークってご存知ですか?」というタイトルで旭川勢としては,こだま氏担当箇所っぽいところについて大人から発表がある嬉しい展開でした.(当のこだま氏は体調不良のためお休みでしたが......!)個人的にもこれから必要になる知識と技術だったので,とっても助かりました(どういうこと).うっすらとだけ知っていたサービスのことや理論のことを改めて勉強できることは幸せです.

GAN → ギャン → 大人しずかに大喜び

ja.wikipedia.org

オンラインならではの気づき

参加者ブログにもありますが,自分も気づいたことを上げておきます.

takeda-h.hatenablog.com

参加申し込み期限の切り方を考えないといけなかった

今回は発表者の心理的安全性の観点からクローズド開催だったので Zoom のリンクを伝える必要がありました.そのため connpass から開催日の数日前に連絡を行い,周知をしたところ,その後に参加申し込みをされた方にリンクが行き届かない事象が発生しました.いつもは会場にぎりぎりに来た人も参加申し込みできるように開けてあるのですが,今回はちょっと課題が見えました.
 
そもそも,誰でも見られる形でやればこんなことにはならないのですが,ある程度参加者を絞っておかないと,いつものゆるい勉強会のような「はじめての発表でも挑戦できる場」としての機能が失われ,オフラインでやったときとの空気感の違いがでてきてしまうことになります.
 
このところは,開始 10 分前に再度連絡など,すぐに解決可能な課題と思います.
 

発表者が聴衆の反応をつかみにくい

特に Kameda さん,Minamin 氏が気にしていたことですが,確かにこれはやりづらい.虚無に向かって発表はつらい.ただ,これは Zoom を使う場合にはお互いに顔を映した状況を維持することで音声はミュートだったとしても,表情や拍手は映像で伝えられるのでやりようはある気がします.これはわかってないことなのですが,細い回線の人を圧迫するのではないか,と思って意図的にカメラを OFF にしていたのですが,影響がないのであれば映した方がいいかも知れません.
 
地味に Zoom の設定で「画面共有したら全画面にする」というオプションがあるのですが,これについては切ってしまっていい気がします.グループチャットや「挙手」の状況等も見ながら発表を聞くのが会場の一体感もつかみやすいと思います.
 
あるいは,数人のコアメンバーだけミュートせずに合いの手をガンガン入れてくという手もあるかもしれません.その場合,音声が被ると何言ってるかわからなくなるのですが,ぶっちゃけオフラインでも同じなので,意外と気にならない可能性は高いと思います.特に Zoom での双方向コミュニケーションについては,遅延を感じる場面はなかったため,行けそうだなという感じです.(今回の参加者は 20 名程度)
 

おやつタイムは成立する

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オンラインおやつタイムを彩る旭川銘菓たち

みんなで持ち寄ったおやつをみんなで同じ時間に食べるという「オンラインおやつタイム」は正直(どうなるんや......)と思いましたが,ただ単に休憩時間といって放り出されるよりも Twitter をはじめ交流のきっかけをつくってくれたように思います.オフラインでも休憩時間は休むも話すも自由ですから,オンラインでも同じような効果が期待できるのは嬉しい想定外でした.(さすがみやまえさん)
 
ちなみに自分は東京都小平市から参戦しましたが,きちんと旭川のお菓子屋さんで購入したお菓子を食べました.今回は壺屋とフゥ!!です.

www.tsuboya.net

www.patisserie-fou.jp

地元のお菓子を買って地域貢献や!というのは昔から言っていることですが,ここまでくるともはや執念でしかありません.

www.slideshare.net

 
オンライン開催,やってみると結構いいですね.思ったのは突発的な勉強会を開くにはもってこいです.オフラインでやる場合にはどうしても会場予約や予定を開けて,ってことが必要になってきますが,オンラインであればそういった調整が少なく済むのもポイントかもしれません.「今日どうですか!?!!?!?!??!」『最高イベントのプロかよ』みたいな感じで勉強会できる感じしませんか?
 
積極的には開いてこなかったオンライン勉強会,騒動に巻き込まれてではありましたが,やってみたらとっても可能性を感じるものになりました.