題の通りです.
どんなことでも誰の役に立つかわかりませんから,ここに歴史を残しておきます.
教員になるまでを思い出してみよう
2014年の3月中旬,大学の卒業式を迎えました.進路が決まっていない状態で精神的に参っていたけれど,頑張って向かった式場を覚えています.周りが新しい世界に足を踏み出さんとしているときに,自分はお先真っ暗,実家からは罵詈雑言の嵐という中,ついに社会に放たれる証の学位記を手にしました.
北海道の教員採用試験は6月に一次試験,8月に二次試験,結果発表は10月後半というスケジュールで進んでいきます.したがって,二次試験に落ちた後に民間に切り替えようと思っても,入社式さえ終わっている体たらくで,リカバリーが利きにくい最悪のスケジューリングです.一次試験は比較的簡単に受かってしまうのもまた質が悪い.
教員採用試験の願書には「不採用であったとき,期限付き教諭を希望する」というチェックボックスがあり,どんな身分であっても教員をやりたい人はそこにしるしをつけます.正採用とは年金の種類が違ったり,期限ごとに退職金が出てリセット,途中で交代などなど悪く言えば使い勝手がいい駒使いの荒い中で働くことになります.自分はそこにチェックを付けずに願書を出したわけですから,不採用になった後に連絡が来るはずがありません.